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【コラム】3DCGキャラクターの演技論

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ここまで勝手が違うとは思っていませんでした。

使用する3DCGソフトが違うと、演技を施す方法論(感覚)が全く違うのです。

 

▼以前のキャラクターはコチラ
水着C1_typeF2

 

▼現在制作しているフォトリアルキャラクターはコチラ
c1_kawae2

 

デフォルメ3DCGキャラクターは、型にハマったというか、コミカルで過剰な演技を施してもそれ程違和感はありません。時間にして2~3分もあれば、欲しい表情と体の動きを作ることができます。

ところが、フォトリアルキャラクターは欲しい表情とポーズを作るまで、5~6分は掛かるかなという印象です。絵の持つ情報量が圧倒的に多くなった為に、デフォルメキャラの感覚を持ったまま演技させると、キャラの演技が嘘くさくなってしまいリアリティがないので、試行錯誤する時間がかなり増えました。

ちょっとした口の形、眉毛の動き一つで、かなり印象が変わってしまいます。
集中して演出しないと、場にそぐわない演技となってしまうのです。

逆に言えば、それだけの表現力を持っているので、演出次第ではかなりの臨場感を構築できそうです。

制作作業中は、完全に操れる優秀な女優と俳優に、何度もリテイクを繰り返す映画監督の気分になれます。キャラクターを動かすのは自分なので、俳優の気分にもなれます。
ちょっと不思議な感覚です。

 

大坪 拝

 

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