長い間、悩んでおりましたが、答えが出たような気がします。
スマホ漫画は、1ページに1~3コマ表現が、たぶん最強(最適)です。
スマホ画面の物理的な大きさ、コマ送りのテンポ、文字の視認性等々を総合的に判断すると、いずれスマホ漫画はこの形に収斂してくると思います。
そして見開き的な効果を狙って、1ページ1コマの大画面を、最適な場所でドーンと挟む。
PC画面で見るのか、スマホで見るのか、タブレットで見るのか?どれで見るのかが不明確だった為、決め切れていなかったように思います。
答えは単純です。一番多く流通している画面サイズに合わせる。
そうすると自ずと、最適化させるべきはスマホ画面サイズになります。
1ページ1コマにした表現と、カットを3つに割って展開したシーンの比較です。
どちらが読みやすいかは、明白だと思います。
2~3コマで割った方がリズムも出ますし、場面の状況もよく分かります。
4コマ以上分割してしまうと、かなり文字や絵が読みづらくなります。
そして、重要な場面で1コマをズバッと挟む。このリズムが大切です。
ということで「スマホ漫画、1ページに1~3コマが最強」説。
3DCGマンガ論というよりは、スマホ漫画論になってしまっておりますが、時間を圧縮して表現する為の解決策としても有効なので、今後いろいろな場面で活用できると思います。
オーツボ 拝
※事例に使用したエクゾジャケット11話目は、Web雑誌「マンガ on ウェブ」7号目にて、2016年10月1日初公開します!