コラム

【3DCGマンガ論:第5回】新しいフェードイン・フェードアウト

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手書きの漫画表現でも、フェードイン・フェードアウト的な演出は一般的です。

3DCG漫画ではフルカラー表現が可能になりますので、絵的に新しいフェードイン・アウトが生まれてくると思います。

 

今回は、シーン転換後の最初のコマでグランドを大きく見せたかったので、同時にフェードアウト・インを行ってみました。

 

▼フェードイン・アウトなし
fade-in-out0
fade-in-out2

▼フェードイン・アウトあり
fade-in-out1
fade-in-out

 

フェードアウト・フェードインがないコマ展開と、フェードアウト・フェードインがあるコマ展開だと、印象が変わります。

シーンの転換を読者に分かりやすく記号的に暗示する手法としては、ベタ過ぎる手法ではありますが、それなりの効果が見込めます。

フェードイン・アウトを使わなくても、別の絵を挟むことで場面転換を明示できますが、どちらが適しているかはその個別のシーンの必要性に応じて決定することになると思います。

 

1コマ1~2秒で読むことを前提に考えると、ある程度強調した絵作りを考える必要も出てくると思います。

時間軸の大きな場面転換の場合は、1-2コマ真っ黒なコマを挟む場合があってもよいと思いますし、10コマくらい連続で真っ黒なコマを挟むのもよいと思います。紙媒体とは異なるスマホ漫画ならではの、フェードイン・フェードアウトを他にもいくつも考えられると思います。

Gifアニメにして場面転換を行う…とか、いつかやってみたいですね。

 

 

大坪 拝

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