一昨日、ようやく自分のVAの買い付け(MBO=本人買収)が完了しました。
高値で買い注文を出した後、なかなか売却を頂けなかったこともあり、
自分のVAを全て買い取るのに2か月以上かかってしまいましたが、
VAが手元に戻ると、何とも言えない不思議な安堵感があります。
漫画家の中では一番最初にVAを公開したのですが、
開始から数日で、これはちょっとまずいな・・・と思い、
6/12にMBOの宣言をしました。
MBO宣言は、全VA公開者の中でも、一番最初だったと思います。
先日のヒカル氏の件を含め、私から見ると、
ほぼ予測通りの事態がVALU界隈で起こり始めています。
経営陣に近い方の発言を見ていると、
かなり微妙な印象を受けるので、
VALUの今後の動きに不安が残ります。
ポジショントークとして、あえて言ってる部分もあると思いますので、
何とも言えませんが、発言の通り理解しているのであれば、
かなりマズい状況だと思います。
VALUはきっちりと回せば、20年、30年と存続するポテンシャルを感じるだけに勿体ないです。
雑感ということで、あまり整理せず、
疑問に思ったところを、思いつくままに書いてみたいと思います。
下記のニュースを読んで、??????・・・と思う部分がかなりありました。
小飼氏は、”VALU”について下記のように述べています。
だからトレーディングカードである、
あるいはタニマチである。
これというのは、正解だと思うんですよ。 引用元 https://originalnews.nico/36090
トレーディングカードとタニマチをどのように解釈して、
サービスに組み込むのかが重要なポイントですので、
どちらとも付かない発言をしていらっしゃるので、
かなり厳しい状況だと思います。
ヒカル氏の一件も、トレーディングカードなのか、タニマチなのか
ハッキリさせないまま運営を続けているから起こってしまったからです。
目次
- 1 ハッキリさせないと、何がマズいのでしょうか?
- 2 VALUは、タニマチサービスであると宣言を行うことです。 タニマチサービスにした場合、一度購入したVAは売却できません。 これで理念とサービスの整合性が取れる形となります。
- 3 この部分をハッキリさせないでサービスを続ければ、 いずれ運営側の瑕疵を指摘される事態になってしまいます。 これは運営側の問題なのです。
- 4 ほぼ間違いなく、問題は起きていません。 ここが非常に重要です。 5%の売却であれば、問題は起きなかったのです。
- 5 リターンを明示しているかどうかが、 VALUとクラウドファンディングの本質的な違いです。
- 6 その前の段階でも、ルールは存在するという事です。
- 7 ということで、VALUもがんばれ!
ハッキリさせないと、何がマズいのでしょうか?
それはVA購入者の中に、騙された・・・と感じる人が出てきてしまうということです。
プラスサムと誤認し、マイナスサムのゲームに身を投じる方を、作り出してはいけません。
マイナスサムと知った途端に、VA購入者はこう思うでしょう。
だったら、最初からタニマチサービスだと明言してくれよ!!と
もし本当に、優待を必須にすることが法的拘束?からできないのであれば、結論はひとつしかありません。
VALUは、タニマチサービスであると宣言を行うことです。
タニマチサービスにした場合、一度購入したVAは売却できません。
これで理念とサービスの整合性が取れる形となります。
優待がない方の、VAの理論価格はゼロ円です。
タニマチサービスであれば、寄付ですから、理論価格がゼロ円であることは問題ありません。
VA購入者も寄付だと思って購入するわけですから、文句の出ようがありません。
この部分をハッキリさせないでサービスを続ければ、
いずれ運営側の瑕疵を指摘される事態になってしまいます。
これは運営側の問題なのです。
トレーディングカードといっているだろう!と突っ込みが入りそうなので
書いておきますが、トレーディングカードには付加価値があります。
トレーディングカード用に見栄えのする写真(絵)があり、
特定のカテゴリーに属する写真をコンプリートするというコレクション性もあります。
VALUで使用しているSNSの本人の写真(アイコン)には、
トレーディングカード的な付加価値はありません。
現在漫画家カテゴリーには50名以上の登録者がおりますが、
コンプリートして何か意味があるのでしょうか?
トレーディングカードであるというアナロジーは、
ちょっと作為的な印象を受けます。
本当にそうは思ってないでしょ??・・・と。ですよね?
単なるタニマチサービスなのかどうかを、
ハッキリとさせないことの問題点は、
ヒカル氏の一件からも紐解くことができます。
今回の件で、ヒカル氏が保有VAの5%だけ売却していたら、
同じ問題となっていたでしょうか?
ほぼ間違いなく、問題は起きていません。
ここが非常に重要です。
5%の売却であれば、問題は起きなかったのです。
ヒカル氏が5%だけを売却したのであれば、
優待を何も記載せずに自分のVAを売っている他の方と、
なんら違いがありません。現にかなりの方が優待を記載していません。
もちろん買いあおり的発言がマズかったのは事実でしょう。
ただ、他の方でも自分のVAを売る為に、
買いあおり的な発言されている方は、かな~り散見されます。
その方も、どこまでが悪くてどこまでが
悪くないのかがあやふやなルールの中で、
買い煽り的な発言をされているので、あまり責めることもできません。
まとめますと、以下のような状況になったのではないかと思います。

5%だとセーフで、もっと言うと50%の売却でもセーフで、
100%売却するとアウトになるって、おかしくないですか?
つまり事の本質は、
VAの売買が元々マイナスサムであるというサービス設計上の問題が、
100%の売却によって、顕在化したに過ぎません。
つまり、VAに価値があるのか、
タニマチサービスなのかが、
あやふやだから問題が発生するのです。
6月当初からも申していることと、全く変わりがありませんが、
解決策はVALU上場者に、優待を付けることを義務付けるしかないのです。
優待を必須にすれば、相対的な理論価格が算出できるようになりますので、
100%売却しても、全く問題になりません。
買ってもらう代わりに対価としての優待を、あらかじめ明示しているからです。
法的な解釈の部分で、問題が起こりそうだから・・・
ということで優待を必須にしないのであれば、
タニマチ(寄付)サービスにするしか他に手はありません。
優待を必須にするか、タニマチサービスにするか、どちらかしかないのです。
どっちつかずの状況だと、VA購入者が不利益を被るような
今回のような問題が起きてしまいます。
どっちつかずの状況を生み出しているのは運営側です。
特に批判をしたい訳ではないのですが、ここの認識が希薄だから、
今回の問題が起きていると思いますので、記載させて頂きました。
このことから、下記の対応にも矛盾が生じてしまっています。
VAの
大量販売など一連の行為による損害または損失が発生した本サービ スユーザーへの損害賠償または損失補填、VALU保有者からのV Aの買取り、ならびに損害を被ったユーザーに対する今後の具体的 な対応の内容およびスケジュールの公表等を勧告する通知書を内容 証明郵便により送付いたしました。 引用元:https://helpscout.valu.is/article/112-2017-08-23
VAを売却することで損失が発生してしまうことは、優待を必須にできない時点で、
サービスに元々組み込まれてしまっております。
例えばXさんが自身のVAを10%売却しているとして、
もし優待を付けずに購入してくれ~とつぶやいたとしたら、
ヒカル氏と同じように、VALU社はXさんに対して
損失補填を要求しなければならくなってしまいます。
クラウドファンディング解説部分も疑問があります。
クラウドファンディングの場合は、受け入れられるお金というのは、普通の法定通貨ですよね? 電子的な手段で入金が為されるのかもしれないし、一部ビットコインでやってるというところも、すでに存在しているのかもしれないけども、基本的に法定通貨と呼ばれるもの。 ですが、VALUの場合もうひとつの特徴としてビットコインを使う。 引用元:https://originalnews.nico/36090
VALUとクラウドファンディングの違いは、
法定通貨かどうかは、税法上の問題に過ぎず
サービスの本質的な違いではありません。
クラウドファンディングは、あらかじめ出資者にリターンを明示しています。
リターンを明示しているかどうかが、
VALUとクラウドファンディングの本質的な違いです。
他にもこのような発言があります。
例えばこれが株式会社であったら、その株式会社の株を一株持ってたらその人に対しては配当を出さなければいけないですよね? 所有株に応じて出さなければいけないですよね? 引用:https://originalnews.nico/36090
株式会社であっても配当を出さないことは許されます。バークシャー・ハサウェイの株主総会の話を持ち出すまでもなく、配当を出さないことで逆に喜ばれることがあるのが株式投資の世界です。
解散価値が存在しないVALUと、存在する株式では、全く話が異なります。
だから、実はVALUを発行した人は、そのVALUを買った人に対してなんのオブリゲーション(義務)もないんです。ここすごく重要です。 引用:https://originalnews.nico/36090
つまり上記の認識が圧倒的に間違ってしまっているのです。
ここを説明するには、人と人との商取引や商慣習が、法的根拠の伴わない部分でどのように形成されていくのかの理解がなければ、誤認することになってしまいます。
VALUの法的根拠はこれから次第に形成されていくでしょう。
その前の段階でも、ルールは存在するという事です。
小飼氏は誰もが認める天才エンジニアです。
大変尊敬申し上げておりますが…、
天才金融マンではありませんので、蛇の道は蛇ということで、
その道ウン十年のエキスパートの方の意見を集約していく必要があると思うのです。
最後はVALU社長の見識によって、
VALUの運命が決まってくると思います。
厳しい指摘をいろいろとしていしまいましたが、
是非、問題点を整理して、うまい方向に向かって欲しいと思います。
VALUが今後も継続していくには、厳しい指摘を乗り越えるしかないかと思いますので…。
ということで、VALUもがんばれ!
大坪 拝




