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【コラム】リーンな作品作りは、ハリウッド大作に勝てるのか?

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という事で、今さらながらトム・クルーズの「オール・ユー・ニード・イズ・キル」をitunesで視聴したんですが、雑感を少々…。
製作費は約200億円。

日本では、なかなか実現が難しいかな…という完成度だった。
エンターテイメント作品として超優秀。

強引な設定にリアリティを持たせるべく、脚本上の細かなテクニックが至る所に散見され、やってる事のレベルが高いです。
やっぱり金が集まる所には、才能が集まりますね。
矛盾もあるけど、それを覆い隠す総合力が凄すぎるといった印象。

興行収入約400億円、テレビ放映、レンタル等々を合わせると、
600-700億円くらいの収入かなぁ…。
続編の話も出ているので、リクープは余裕だったようですね。
でも200億円突っ込んで、600億売り上げるとか、規模が凄い。

マンガなら1億くらいの予算を掛ければ、このくらいの完成度の作品は作れそうな気がするので、そのくらいの予算を持った作品を、2-3本回せる環境を数年で実現したいなぁ…。

今、マンガの新規連載で数千万の予算を持った作品は皆無だと思うけど、それが常態化してしまっているのは、漫画業界にとってあまり良くない事だと思います。

例えは微妙…ですが、アタリショックを見るまでもなく、リーンでやると小粒な作品が量産されるだけになってしまうので、「マンガ=面白くない」といった印象が醸成されてしまう危険性もあります。日本のマンガ文化の歴史的な蓄積を活用すれば「マンガ=ハリウッド大作に引けを取らない」といったイメージを定着させることもできると思うので…。

問題点は明確なので、いろいろと環境を整えつつ、稼いだ金を全部突っ込んで何とか実現させます。
漫画業界を俯瞰して見ると、今物凄~いチャンスだと思うので…

大坪 拝

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