Arnold(アーノルド)レンダーは、
「パシフィック・リム」や「ゼログラビティ」等の映画でも使用された高度なレンダラーです。
数年前までは、限られたユーザーにしか提供されていませんでしたが、
現在はMAYAに標準レンダラーとして搭載されています。
DAZstudio(ダズスタジオ)のキャラクターをMAYAにインポートして、
Arnoldレンダリングを行う際のポイントを、簡単にまとめてみました。
【Arnoldレンダー】
▼DAZ studioからキャラクターをインポートする方法については
下記記事を参考にしてみてください。
①キャラクターをDAZ to Mayaを使用して読み込んだら、ライトを付けます。
光源がないと、レンダリング画像が真っ暗になってしまいます…。
ライトの種類はいくつかありますが、
今回は「SkyDomeLight」を使用します。
②次に、使用するレンダラーの種類をArnoldに設定します。
③ライティングや表情等を調節した後、
レンダリングする前に「レンダービュー」からテストレンダリングを行います。
テストレンダリングをすることで、
短時間で大体のイメージが分かるので、
確認しながら微調整を行うと良いでしょう。
③最終のレンダリングを行う場合は、
【レンダー】⇒【現在のフレームのレンダー】を選択すると、
レンダリングが開始されます。
解像度やデータの重さによって、数十分程かかる場合があるので、
負荷がかかる作業は一旦休ませておく方が良さそうです。
★途中で書き出しをストップさせたい時は、キーボードの
【Esc】を押すと中止されます。
④レンダリングが終了したら、
【ファイル】⇒【イメージの保存】を選択し、
【ファイル名】と【ファイルの種類】(PNG,JPEG,PSD…)を設定して完了です。
ハリウッド映画でも使用されているレンダラーですので、
一度試してみてはいかがでしょうか?