Dazstudioのキャラクターを、
MAYAへ連携(変更)させるプラグインがついに出ました。
MAYAを使っていらっしゃる方は、これでキャラクターを作りたい放題です。
一人でも多く3DCGマンガ制作を志す方を増やしたいと思っておりますので、
MAYAを扱えるアニメやゲーム業界の皆さま…。
プライベートで、マンガ制作など如何でしょうか。
ということで、早速インストール等々のやり方を解説したいと思います。
まずはDaz3dで、下記のプラグインを購入しましょう。29.95ドルとかなり手頃なお値段です。
https://www.daz3d.com/daz-to-maya
購入とDAZインストールマネージャー(DIM)が済んだら、次はシリアル番号の登録です。
シリアル番号の確認はコチラ↓から
https://www.daz3d.com/downloader/customer/serialnumbers/
DAZSTUDIOの上部メニューのScriptsから3DtoAll>DazToMayaを起動して、シリアル番号を入力します。
これで、このプラグインが使用できるようになります。
今度はMAYA側のプラグインの設定を調整します。
下記のプラグインマネージャーを選択し、
「ロード」と「自動ロード」にチェックを入れます。
そのままMAYAで上部から「3DtoAll」を起動し、オプション設定画面が開きますので、
「Auto-Import」をクリックします。
これでMAYA側の設定は完了です。
このままでもDazToMayaのプラグインは実行できるのですが、
ひとつ問題が起こります。
表情のデータが移行できないのです。
Expressionのモーフを移植するには、もう一つDAZ側の設定が必要になります。
file>exportから.fbxを指定して、任意のファイル名を入れて「保存」ボンタンを押すと
下記のオプションの設定画面が表示されます。
下記の画面と同じように設定を行って見て下さい。
そうすると表情Morphのデータも一緒に移行できますので、MAYA上で表情を作ることが可能です。
ここまで準備ができたら、あとはDAZSTUDIOの
「Scripts>3DtoAll>DazToMaya」を選択すると移行が始まります。
MAYAでの表情設定は、以下のシェイプエディタから可能です。
ということで、データ変換を行って、
MAYA上でDAZキャラクターをいくつかレンダディングしてみました。
Dazのレンダーとは一味違った趣があります。
今後は、MAYAで素晴らしいのArnoldレンダリングやアニメーションが作れるようになります。
Genesin3で表情ボーンを追加した理由は、これだった訳ですね。。
サードパーティーからではなく、公式から出ると思っておりましたが・・・。
複数キャラクターでシーンを作る場合ですが、一度に1つのキャラクターしか
移植できないようですので、キャラクター別に分けて保存してから、
個別にシーンに読み込んでみて下さい。
という事で、移植方法の紹介は終わりにしようと思いますが、
ワクワクする展開は、実はまだ始まったばかりなのです…。
・Maya 1年間のサブスクリプションのお値段はこのくらいです…
※今回はこのヒカルを移植しています↓