山本おさむ「ぼくたちの疾走」

個人的には、1980年代の3本の指に入るといっても過言ではない名作漫画が「ぼくたちの疾走」です。

 

二十歳の頃に読んだのですが、1話目のクオリティーには打ちのめされました。

 

この作品に匹敵する連載作品第一話は、なかなかお目に掛かれません。
すぐに思いつく範囲で、このクオリティーと肩を並べるような連載第1話目は、佐藤秀峰先生の「描クえもん」くらいなような気がします。
第一話としてのアイデア、切り口、ワクワク感、リズム、構成等々が完璧なのです。

 

作者の山本おさむ先生の漫画は、比較的テーマが重いタイトルが多いのですが、その中でも「ぼくたちの疾走」は青春を題材にしており、貴重な作品です。

 

当時は、どの雑誌に連載されていたのかは全く気にせずに読んでいたので、今知りましたが、前回ご紹介した「ボーダー」と同じ「漫画アクション」に連載されていたのですね。

 

となると、これはアレです。作品を選ぶ側の編集者に、超優秀者な方がいたということです。そうするとその影響力が周りに伝播しますので、数名の優秀な編集者が当時いたであろうことが容易に推測できます。1980年代の漫画アクション編集部はヤバイ…ということですね。wikiみると1970年代もヤバそうですが….。

だから、あのXXXのようなXXXができたのか。今、点と点が結びついて線になりました。

※XXXは伏せ字ですみません!

大坪 拝

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