コラム

職業 漫画監督

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2014年から名刺の肩書に漫画監督と記載して活動をしているのですが、最近だいぶこの肩書が心理的にしっくり来るようになりました。

 

3DCG漫画家としては、絵が描けないのに、マンガ家と名乗るのはちょっと気が引けてしまうので、何かいい肩書はないかと思いまして、名刺には漫画監督と記載していました。

これからの時代は、

■絵が描けるマンガ制作者=マンガ家
■絵が描けないマンガ制作者=漫画監督

という呼び方で、それぞれの呼ばれる時代になると思います。2020年代には定着するでしょう。

 

3DCGで作画を行うときは、本当に映画監督の気分になれまして、役者(3DCGキャラ)の演技が気に入らなければ、リテイクも何度もできますし、演技が上手いキャラもいれば、演技が下手なキャラもいます。モーフ設定が問題の場合も多いのですが、その歯がゆさも映画監督気分に浸らせてくれます。

 

正直申しまして、「漫画監督」と名乗るのは、ちょっと恥ずかしいです。
Googleで調べても、この肩書を使っている人は誰もいないですし、「漫画監督です!」と名乗ったところで、失笑されるのが関の山です。

「漫画監督」という言葉の響きには、どこか「アホっぽさ」がつきまといます。
「映画監督」であれば、頭が良さそうですし、社会問題を斬ったりしても様になりそうなのですが、「漫画監督」はどこかいかがわしい雰囲気が漂います。

「漫画書いてるだけなのに、監督とか名乗ってんじゃなぇよ!という潜在的な罵声を感じたり、「世の中にまだない」=「自分で”監督”と名乗っているのがバレバレ」状態が気恥ずかしいかったりするのもありますが、たぶん一番の要因としては、まだ世の中に浸透していないからだと思います。

その昔、1980年代にお笑い芸人の地位が、著しく低かった頃があったのですが、あの「ビートたけし」が自らの活躍によって「お笑いタレント」のステイタスを著しく向上させました。
「お笑い芸人」が、「俳優」という肩書に卑屈にならなくなったのは、たけしさんのおかげです。それまでの「お笑い芸人」は、人気はあれども、かなり卑屈な存在でした。「お笑い芸人」が、「世界的な映画監督」の地位まで登りつめるまでの過程を通して、誰にも文句を言わせない状況を、北野武監督が作り上げたといっても良いでしょう。

一時期全書籍を集めていたくらい心酔していた時期もありましたので、たけしイズムを発揮するのであれば、「漫画監督」という肩書を臆することなく堂々と言えるような状況を作り上げることが、3DCG漫画を日本に根付かせる活動をしている私の最終目標なんではないかとも思います。

その為には、まずはヒット作品を・・・ということで、今いろいろと仕込んでおります。

 

 

 

「漫画監督」の関連書籍を出版しました。
一部重複しておりますが、他にもいろいろ書いています。
今後の漫画業界の予測をしたい方は是非↓↓
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