「第9区」「エリジウム」「チャッピー」を手掛けた
ニール・ブロムカンプ監督のOats Studiosの動きは、
非常に多くの可能性を感じます。
クオリティの高い短編映画の第一話を
YoutubeやSteamで無料公開し、
第2話以降を販売して回収する。
まだまだ商業ベースには載っていないと思いますが、
いずれこの販売チャネルだけでリクープできる可能性を感じさせてくれます。
あとやっぱり凄いのは、やっぱり作品のクオリティですね。
「Zygote」とか「Firebase」は必見の作品です。
圧倒的なクオリティの物語を作れつつ、
VFX関連のテクノロジーにも精通している
Oats Studiosの動きは、しばらく目が離せません。
私も今後20~30年くらいは、
マンガという文化領域の中で、作品のクオリティ追及と、
最新テクノロジーの活用を行えるスタジオにしたいと思っているので、
Oats Studiosの活動は常にチェックして行くつもりです。
それにしても、先日公開されたUnityで制作された短編…。
単なる短編作品と捉えてはいけません。
未来の映像・ビジュアル作品の可能性が詰まっています。
100年くらいの時間軸で見ればUnity映画は、
カメラの再発明に匹敵するインパクトがあると思います。
100年以上先の話かもしれませんが、この再発明の延長線上に、
物語の自動生成化の未来があるからです。
ここだけの話ですが…、
私も既にマンガ制作において、Unityの活用を始めています。
オーツボ 拝