3DCGキャラクターのポーズセッティングは、大きく3つに分類する事ができます。
1、マウスでボーンを動かす
2、クーマリオンで設定する
3、ポーズライブラリから設定する
短時間でポーズ設定を行うことを考えると、
3→2→1の順となります。
マンガを作るには、大量のポーズを素早く生成しないといけない為、
どの手段でポーズ設定を行うのかは、死活的に重要な技術的要素です。
もしゆっくりとしかポーズ設定を行えない場合は、
制作コスト(時間)を膨大に要することになってしまいます。
2のクーマリオンは、今のところ、CLIP STUDIO関連のソフトウェアや、
六角大王、MAYA、3ds max等のソフトに使用が限られますが、
3のライブラリについては、デフォルトで装備されているモノを使用するか、ポーズ集を購入してくる必要があります。
クーマリオンを長期間使用した経験からお伝えすると、
1と2を比較した場合、10~20倍くらいの
作業時間の差が出てくるように感じます。
9割型のポーズをクーマリオンで行い微調整をマウスで行う方法が、
今のところ、マンガ制作において一番現実的でしょう。
追記:2015/10/29)
ソフトウェアがDAZ STUDIOに切り替わってからは、
3のポーズライブラリから変更を行うパターンが多くなっています。
作りたいポーズに似たポーズから修正を行ってマンガに使用する方法です。
ゼロからボーンで設定する方法は、膨大な時間がかかる為、あまり現実的ではありません。
オーツボ 拝