いきなり本題で恐縮ですが、20年後のマンガは、声優を入れて、部分的にアニメーション化する方向で進化すると思います。
コマ割りという概念は、スマホ化、動画化の流れの中で、カット割りに取って代わります。
5GやVRグラス等の進化を踏まえると、この方向性しかないでしょう。
(追記)20年後は、マンガ雑誌がほぼ壊滅的な状況になっていると思いますので、スマホかVRグラスへ、いきなりマンガを配信する形に変わります。VRグラスへの漫画配信が主流になっていれば、絵が止っていたり、音や声がないマンガでは、退屈に感じるでしょう。
僕のマンガ制作過程では、既にネームという概念は消失し、テキストエディタでネームの前段階の文章を作り、タイムライン上でコマ割りに準じる作業を行っています。
今年の初め頃は、慣れているクリップスタジオペイントを使っておりましたが、今はそれをすっ飛ばして、いきなりプレミアで作業を行っています。
3Dキャラ制作、3Dキャラオーディション、ポーズ、表情、モーションの実演や調査、クロマキー動画撮影、マンガ声優への依頼、BGMのリサーチ等々を行って、プレミアやAEで動画漫画を仕上げていきます。アシスタントは、ソーシャルアシスタントに取って代わり、3DキャラクターもVRoidハブの人気3D役者を活用しています。
ということで、20年後のマンガの姿がどうなっているのか?
間違っている可能性もありますが、一足先にご確認頂ければ幸いです。
20年後に答え合わせしましょう。
マンガ家
オーツボ 拝